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睡眠時無呼吸症

睡眠時無呼吸低呼吸症候群とは

睡眠中に呼吸停止が何回も(10秒以上止まるのが1時間に5回以上)あり、睡眠が障害される状態です。原因としては、肥満、扁桃肥大、鼻疾患などによる「閉塞性」と、脳の呼吸中枢から信号が送られないことによって生じる「中枢性」があります。中枢性は睡眠時無呼吸症候群の患者さんの1割以下と閉塞性と比べまれです。

大きなイビキをかく、日中いつも眠いといったことはありませんか?
潜在患者は、人口の2~3%程度といわれ、放置しておくと高血圧、心臓循環障害、脳循環障害などに陥る可能性があるといわれています。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)のなかでも患者さんの割合が圧倒的に多い閉塞性睡眠時無呼吸症(OSAS)の治療で、有効性と安全性が確立されていて、第一選択となっているのは「CPAP療法」です。

CPAP(Continuous Positive Airway Pressure)とは、直訳すると「持続的陽圧呼吸」で、睡眠時に鼻マスクを装着し、小型の装置から一定圧力をかけた空気を気道に送り、上気道を常に陽圧(4~20cmH
O)に保つことで気道を広げ、無呼吸の発生を防ぐという治療法で、自宅で継続的に行うことができます。
治療開始第一夜から無呼吸から開放され、快適な眠りが得られた方が多いです。

 

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